原宿・表参道

写真1 原宿・表参道

  原宿「キディランド」

写真2 原宿「キディランド」

  原宿「キディランド」店内、レジに並ぶ欧米からの観光客

写真3 原宿「キディランド」店内、レジに並ぶ欧米からの観光客

  太秦戦国祭りの様子

写真4 原宿・竹下通り「ダイソー」

  ダイソー店内の様子

写真5 ダイソー店内の様子

  銀座通り

写真6 銀座通り

  観光バスが乗り付ける銀座8丁目付近

 写真7 観光バスが乗り付ける銀座8丁目付近

  ホテルモントレ京都

写真8 ホテルモントレ京都

  ホテルモントレ京都「スパ・トリニテ」のラウンジ

写真9 ホテルモントレ京都「スパ・トリニテ」のラウンジ

  京都・鴨川、まさにリゾート!

写真10 京都・鴨川、まさにリゾート!

「教育機関」を、街の「へそ」にする。
いよいよ最終回の第6回目。「観光施設」を街の、「へそ」にするである。
 
銀座や原宿などの繁華街や
京都などの有名観光地を歩いていると、
最近やたらと海外からの旅行者が目に付く。
ガイドブックを片手に、大きなお土産を抱えて歩いているので
アジアから、そして欧米などからの観光客なのが一目でわかる。
日本国内の景気が後退局面に入り、低迷する国内消費をカバーする存在として
海外からの観光客(特に消費意欲が旺盛な中国人観光客)を
明確に顧客ターゲットとして認識し売り場の改装をする
デパートや商業施設もあるほどなのだ。
 
新宿「伊勢丹」本店の売上高の約20%が海外からの観光客の消費である等、
真偽のほどは定かではない情報が、まことしやかに流通関係者の間で
語られている。
我々が知らない間に、いつのまにか外国からの旅行者は着実に増加。
意外な商業施設が、街や地域における海外観光客を集める「へそ」として
機能しているのだ。
原宿と銀座で観光旅行の「へそ」としての役割を実際に果たしている商業施設を
4つご紹介する。
 
1. 原宿
a)「キディランド」
おもちゃや雑貨を扱う原宿「キディランド」。売上高に占める約4割が
いまや海外観光客のものである。もともと在日の欧米人に人気が高かったが、
これに中国系の観光客が加わり、外国人比率は高まる一方という。
団体ツアーで店内に入ると、出てこなくなる外国人が必ずいて、
案内役のガイドが困っていることが度々あるとのこと。
アジア系の観光客にはハローキティグッズが人気である。
b)「ラフォーレ原宿」
原宿を代表するファッションビルであるラフォーレ原宿内には
日本人なら眉をひそめそうなゴシックロリータ(通称:ゴスロリ)
ファッションの専門店舗がテナントとして入居している。
欧米人に人気があり単品ではなくセットで数万円分を購入していくという。
特にフランス人のゴスロリファッションへの熱狂ぶりがすごいらしい。
c)「100円ショップ・ダイソー」原宿店
竹下通りにある100円ショップ。通常のダイソーだと思って入店すると
その客層の多様さに驚くこと間違いない。
ここはどこ?と思えるほど店内は外国人だらけである。
POP類もそれに対応しており、すべて日本語と英語の併記。
一部にはハングルと中国語も表記されている。
100円ショップで売られている日本の普通の文房具や雑貨が
旅行のお土産品になるとは目からウロコの発見である。
2.銀座
a)「松坂屋」
銀座の老舗デパートである松坂屋。今年2月(中国では旧正月にあたる)の
中国人観光客の銀聯カードによる決済が前年対比で20倍増加した。
これは団体でバス移動する中国人観光客特有の事情が影響している。
彼らは銀座で食事を取ることが多い。そして大型バスの発着場所が
銀座通りの5丁目から8丁目のあたりになる。
発着場所に最も近いデパートが松坂屋なのだ。
まさに地の利である。
 
銀座を歩いていた韓国からきたという若いカップルに話を聞いてみた。
今回の旅行では、東京の銀座、お台場、渋谷、原宿、そして横浜を
見て回ったとのこと。そのなかで一番気に入ったのが「お台場」。
理由は「アジアでも欧米でもない独特の雰囲気があるから」だという。
カップルが持っていた韓国語のガイドブックを見せてもらったが、
有名デパートだけでなく、小さな場末のラーメン屋まで、
豊富な写真入りで紹介してある。
われわれが想像する以上に海外からの観光客が日本に求める要素が
細分化しディープになっていることが垣間見えた。
 
最後に年間4900万人以上の観光客が訪れる最強の観光都市・京都の
個人的にお勧めする「癒し」スポットを2つご紹介したい。
 
1. ホテルモントレ京都「スパ・トリニテ」
もう何十泊してるだろうか?京都の定宿ホテルモントレ京都。
その最上階13階にある「スパ・トリニテ」に行き、地下から汲み出した
天然温泉の大きな湯船にゆったりつかり汗を流す気持ちよさ。
このホテルは京都の中心「へそ」にあると言われている六角堂に近い。
ホテル直下の地層からの温泉は、まさに京都の中心から湧き出ている。
いかにも霊的な「エネルギー」に満ち溢れている(と思う)。
眺めのよい同じ階のラウンジ(特に北方向の景色が見事!)に行き、
定席(右から2番目)のリクライニングチェアで、生ビールを飲みながら、
小一時間、軽く鼾をかく。これだけで旅の疲れが消えていく。
 
2. 鴨川のサイクリング
京都は、偉大なる地方都市といえるかもしれない。
祇園や四条・三条あたりの喧騒を抜け、鴨川のほとりを自転車で
10分ほど北に上がると、山懐に抱かれていると見紛うような
リバーリゾートと言いたいような空間が出現する。
晴れた日には河原の緑の上に弁当を広げてのんびりと過ごす。
すべての悩みやストレスが吹っ飛ぶ瞬間である。
 
 
これからも街や地域が元気になるような「へそ」となる空間をどんどん
企画・プロデュースし日本を活性化していきたいと考えている。
 
最後までお読みいただいたこと、深く感謝します。
ありがとうございました。

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